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木目1

さい
幸の神と竜
 −古代が分る鍵−

 谷戸貞彦 著

B6版360ページ
絶版
ISBN978-4-
901596-02-0




〔内容紹介〕

 サイノカミは山陰地方では、幸の神と書く。それは子孫繁栄と村を守る神であった。日本では山陰から、各地に広まっていった。この本では日本史的に考えている。
 古代初期には世界各地で、同じような性の神が尊重された。その古代信仰の実態をエジプトやインドで調べる。また、古代ギリシャや中世のケルトの信仰も考える。



〔目次〕

第一章 道の神

女夫神像の王国
松本市のサイノカミ
穂高町と相州大山
「幸の神」発祥の地



第三章 久那斗の大神

日本最古の人格神
ドラビダ族の日本移住
歴代の大国主
祓いの神と性神


第五章 サルタ彦大神

鼻高の御子神
出雲王陵の谷
カカシ神と三宝荒神
おしら様と馬




第七章 幸の神と行事

元日の変遷と祭り
日本最大の祭り
田の神と通過儀礼
渡来人の祭り
子孫繁栄の祭り

第二章 世界の石の神

女神は母系家族神
西洋の古代性神
縄文の石神文化
幸の神・三神
出雲族の岩信仰


第四章 幸姫命

佐比売山の女神
国生み神話
女神山と銅鐸



第六章 竜神と斎の木

出雲のヘビ信仰
竜の国インド
扶桑の国・出雲王国
スサノオの渡来
大和と出雲の王国
荒波波木の信仰


第八章 世界の神話と宗教

エジプトの性神
ケルト人と女系家族
ギリシャの自然宗教
抑圧宗教の時代
復活する女神
女神が住む日本




木目1